こんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。
新米の季節の秋から冬はお米が美味しいですね。海外生活を経験してもやっぱりパンよりごはん派です。

日本では炊飯器で米を炊く人がほとんどだと思いますが、海外生活で炊飯器が手に入らなくても諦めないでください!

今回は日本で毎日のようにお米を食べていても知っていそうで意外と知らない方も多い、海外でも実践できる、お米の美味しい研ぎ方・炊き方についてご紹介したいと思います。

美味しいお米の研ぎ方

あまり意識したことない方も多いと思いますが、お米の研ぎ方にも美味しくなる方法があるんです。重要なポイントは三つあります。

①最初は綺麗な水を入れ、素早く捨てる

お米は最初に入れた水を特によく吸うといわれているので、できれば最初に入れる水は水道水そのままではなく浄水器で濾過した水やミネラルウォーターを使ってください。
とにかく最初に入れる水が一番大事なので、最初だけ浄水にして、そのあとすすぐ水は普通の水でもOKです。
そして、最初の水は一番ぬかが溶け込んでいるので、すぐに捨てること。これは浸けたまましばらく置くと、米がぬか臭くなってしまうからです。

②指先で優しくかき混ぜる

海外でもできる鍋で炊く美味しい米の炊き方・研ぎ方
わたしは子供の頃にお米の研ぎ方を教わった時は、手の平の腹でゴシゴシ洗うように言われ、大人になるまで実践していました。
でも、ぬかが多く付いていた昔のお米と違って、最近のお米は綺麗に精米されているので、表面に付いているぬかを少し落とすだけでOK。
逆にゴシゴシやりすぎると、お米が割れたりして炊き上がりが粘ついたりと美味しくできません。

③水は変えすぎない

②と同じで、最近のお米はぬかがあまり付いていないので、何度も水を変える必要はありません。
変えすぎると旨味や栄養まで逃げてしまうので、うっすら濁っているくらいなら大丈夫です。
だいたい3回くらい変えれば十分かな?と思います。洗ったあとはしばらくざるに上げて水を切りましょう。
海外でもできる鍋で炊く美味しい米の炊き方・研ぎ方

海外のお米を研ぐ時に注意したいこと

日本のお米はこすり過ぎないようにするのがポイントですが、海外産のお米は日本のお米ほどしっかり精米されていないものが多いです。
日本のお米と同じように優しく研いでいるとなかなかぬかが落ちません。
あまり力を入れすぎると割れてしまうので、割れないように少し力を入れる程度で研ぎ、水も多めに変えたほうが良いと思います。

鍋を使った美味しいお米の炊き方

炊飯器を海外にも持って行けるのが一番楽なんですが、荷物が届くまでの間や、そもそも炊飯器を送れない時に使いたいのは、鍋。
炊飯器なら目盛り通りに水を入れてスイッチを押すだけでお任せで炊きあがりますが、鍋炊きの場合は水加減や火加減を調整しないといけないので、鍋を使った米の炊き方をご紹介します。

①基本の分量は米:水=1合:1カップ

鍋でお米を炊く時に覚えておきたいのは分量。米:水=1合(180ml):1カップ(200ml)が目安なので、覚えやすいですよね。
1合=180mlと覚えておけば、お米用の計量カップがなくても大丈夫です。

わたしはデンマークに引っ越した当初、まだ日本からの引っ越し荷物を受け取っていなかったので現地で普通の計量カップを買ったんですが、Rice 1cup,2cup…という目盛りが付いていたので、それを信じて計量したらベチャベチャの米が炊きあがりました…
最初は計量カップのせいだと気付かず、鍋のせい?米のせい?と何度か炊いてみるものの、失敗続き。
おかしいと思い、日本からの荷物が届いてから計り直したら、まさかの1/2合が1cup表記になっていました!!そりゃ失敗するわ。。

②水はミネラルウォーターがベスト

お米が一番美味しく炊けるのはミネラルウォーター!日本の軟水なんです。
ミネラルウォーターでなくても良いですが、水道水よりは浄水器の水の方が美味しく炊きあがります。
ここで注意したいのは、お店で売っている水=ミネラルウォーターではない、ということ。
ヨーロッパでは硬水の地域も多く、そういう国で売っている水も硬水だったりします。
イギリスでもデンマークでも硬水だったので、売っている水もそれほど美味しくなかったし、やっぱり炊いたお米も日本の方が美味しかったです。

③しっかり浸水させる

炊飯器だと浸水の機能が付いているものが多いので必要ないこともありますが(炊飯器の説明書などに載ってると思います)、鍋で炊く場合は浸水は必須です。
時間は30分~1時間くらいが目安です。暑い時は30分、寒い時は長めに浸けるのが良いですが、場所によって気温が違うので自分の住んでいる地域の気温に合わせてください。
浸水しなかったり浸水時間が足りないと、お米がふっくら仕上がらず芯が残ることがあります。

④加熱10分、蒸らし10分

浸水さえしっかりすれば、炊くのはそれほど時間がかからないのが鍋炊きの嬉しいところ。
わたしは日本でもたまに急いで炊きたい時は鍋を使うこともあります。
蓋をして最初は強火で加熱し、沸騰したらそのまま2分

次に中火にして3分、最後に弱火にして5分炊き、いったん蓋を開けて水分がなくなっているのを確認します。
ガラス製の蓋だと開けなくて開けずに中が見れるので便利ですよ。
海外でもできる鍋で炊く美味しい米の炊き方・研ぎ方
そのあと再び蓋をして火を消してコンロから下ろし、そのまま10分蒸らして完成です。
海外でもできる鍋で炊く美味しい米の炊き方・研ぎ方
コンロに乗せたままだと火を消しても余熱で火が通ってしまうので、蒸らすときはコンロから下ろしてください。

圧力鍋や土鍋でもOK

普通の鍋があれば十分ですが、圧力鍋や土鍋でも米は炊けます。
圧力鍋の場合は加熱時間が半分になって時間短縮できますが、もっちりした炊き上がりになりもち米っぽい感じになります。
土鍋は普通の鍋で炊くより美味しく炊けますが、炊き時間が長くなり、沸騰後弱火で15分ほど。
好みや時間によって使い分けてください。

おわりに

さて、これで炊飯器がなくても大丈夫!世界のどこでもお米が炊けるようになったでしょうか!?
炊き方はわかったけどお米は手に入るの?というのが気になる方に、次回は海外で手に入るお米事情についてご紹介したいと思います。

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