こんにちは、フードコーディネーターのsaecoです。
ブログにも何度か書いていますが、3月半ばからコロナの影響で外国人向け料理教室が開店休業状態なり現在に至ります。
最初の頃はもう2ヶ月、3ヶ月かぁ…と数えていたものの、気づけばもう半年!
休業前は週3~4ペースでレッスンを開催していたので、生活がガラッと変わってしまいました。

料理教室ができないかわりに最近はじめたのが英語での料理動画です。
自分で制作するだけでなく、出演のご依頼もいただき、少し前に動画撮影に参加してきました。
今日は最近の活動のひとつ、動画にまつわるあれこれをご紹介したいと思います。

有料オンラインコース Skillshare で英語の料理コース開設

Skillshareの英語料理動画ラーメンの作り方

Skillshareというサイトをご存知でしょうか。

Skillshareは、月々15ドルor年間99ドルの登録料を払っている人がサイトに登録されている動画を見放題
という、NetflixやAmazon primeのようなサブスクリプション型サービス。
私はそのサイトで、料理教室で教えている人気のレッスン内容をほとんどそのまま動画にして公開しています。

私の料理教室では、レシピだけでなく料理の背景や食材の基礎知識、現地で日本の食材が手に入らない場合のアレンジ方法なども伝えており
それが好評いただいているので、動画も同じように内容を盛り込みつつ、一人でも作りやすいようレシピにアレンジを加え制作しています。

動画といえば圧倒的にYouTubeの知名度が高く、見る人も多いと思いますが、動画の質に当たり外れがあるのも事実。
Skillshareの動画は、気軽に見るというよりはタイトル通りスキルを学びたい人がじっくり見れる動画、という印象です。
動画には規定があり、項目ごとにチャプターに分けないといけなかったり、長さも短すぎると登録できません。
Youtubeだと5~6本くらいのボリュームになる動画を1つのコースとして登録しているので、動画制作にとても苦労しました。

ちなみにサイトの表示は全て英語ですが、登録後しばらくは無料で有料サービスが利用できます。
下記から登録すると2か月無料でいろいろなジャンルの動画が外国語で見られるので、興味がある方はよかったら登録してみてください。

Skillshare premium 登録(2ヶ月無料)

YouTube 料理動画チャンネル開設

つい先日、ついにYouTubeチャンネルも開設しました。

動画といえばほとんどの人が真っ先に思い浮かべるのがYouTubeだと思いますが、実は最初は選択肢にありませんでした。
料理教室のお客様にもよくYouTubeをやってないか聞かれてたんですが、労力がかかるわりに視聴者を増やすのが大変そうという印象で。
なにより、最初に制作する動画の公開先でSkillshareを選んでしまったので編集で心が折れ、もうしばらく動画編集はしたくない…と思ってたんですが…(笑〕

今でも過去にレッスンに参加したお客からたまに連絡をいただいたり簡単なレシピでもSNSで紹介すると喜んでもらえたりするので、そこまで気合入れずにもっと気軽に見る動画があってもいいかなと。
本格的に動画撮影をするために、最近長年使っていた一眼レフカメラからフルサイズのミラーレスに買い替えました。

YouTubeでは簡単に作れる日本の家庭料理などを紹介していくつもりです。
Skillshareとは違い、情報はそこまで盛りだくさんにせず、見て楽しい、オシャレ、美味しそうと思ってもらえる料理動画を目指しています。
といってもまだまだ撮影・編集ともに練習中ですが…

英語タイトルで海外向けチャンネルですが、日本語字幕も入れているのでよかったら見てみてください。

大阪国際大学様 英語の料理動画出演

大阪国際大学様英語の料理動画出演

自主的に動画撮影に取り組む一方で、英語での料理動画の出演機会もいただきました。
ご依頼は、去年留学生様向けの料理レッスンを実施させていただいた大阪国際大学様。

コロナ禍で短期留学生はほとんど日本に来れず
長期留学生は日本に住んでいながらオンラインで授業を受けているらしく、とても大変な状況のようです。

以前は対面レッスンで大学の調理室で教えさせていただいたのですが
海外の提携校の学生さんにも見ていただけるよう動画配信という形を取ることになり
外部のスタジオでの撮影に出演させていただきました。

第一弾は、大阪の家庭料理でお馴染みのお好み焼き

お好み焼き

日本だとどこでも手に入る材料で作れる簡単な料理ですが、海外だとお好みソースがめちゃくちゃ高かったり
山芋や薄切り肉が手に入らなかったりと、意外に材料を揃えるのが大変な料理。
でも海外の人にウケが良い人気の料理でもあります。

海外に住んだ経験があり、外国人のお客様と接していると、日本で手に入る食材がなくても当たり前、この材料が手に入らない時はこれ、という感覚なんですが
日本人の先生や職員の方にも、日本と海外の食材の違いなどを面白がっていただけたようで楽しく撮影できました。
今は職員の方が動画を編集されているので、仕上がりが楽しみです。

今後も定期的に英語の動画制作を予定されているそうで、継続して出演させていただく予定です。

おわりに

動画制作はまだまだ慣れず、毎回苦労しながら仕事の合間に一人で調理・撮影・編集していますが、慣れてもっと効率よく作れるようになりたいなぁと思います。
コロナ禍で海外と関わる仕事だと、できることはどうしても少なくなってしまいますが、今はできることをコツコツやっていきたいですね。