こんばんは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。

今日は1ヶ月くらい前に行ったパリのサロン・デュ・ショコラについて!
本当はもっと早く書こうと思っていたんですが、写真を撮りすぎて選定するのにすっかり時間がかかってしまいました…
ということで、写真多めで雰囲気が伝わるレポにしたいと思います。

パリ発チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ パリ 2017」に参加してきました!

毎年10月末〜11月初めに行われているこのイベントを私が知ったのは、約10年前…
GW・お盆・正月が休みという職場でしか働いたことのない私は、中途半端な開催時期のため仕事の休みを取るタイミングもなく、いつか行きたいなと思いながらも時間が過ぎてしまっていました。日本に住んでいると気軽にフランスまで旅行なんて行けませんが、デンマークからはわりと近いので今がチャンス!と思い、金曜日の夜出発の週末2泊3日でパリに行ってきました!!

サロン・デュ・ショコラってどんなイベント?

今年で15周年を迎えるサロン・デュ・ショコラは、1995年にパリで開始以来、世界32都市で開催している大規模なイベント。日本でも東京、京都、大阪、福岡、札幌、名古屋、仙台で開催されていますね。
一会期で200人以上の有名シェフやパティスリーが出展し、世界60カ国から500人以上の参加者が訪れる世界的に有名なイベントでもあります。

アクセスと入場方法

会場はポルト・ドゥ・ヴェルサイユ見本市会場。パリの中心地からは少し離れた場所にあり、地下鉄で行けます。

チケットは当日会場でも購入できますが、スムーズに入りたかったのでわたしは事前に公式サイトから購入しました。
全てフランス語なので少しわかりづらいですが、フランス語が読めないわたしでもGoogle翻訳頼みで買えたので大丈夫だと思います。(といっても大学時代にフランス語勉強したんですが、ほとんど忘れてわからないも同然。。)
購入したチケットはメールでPDFで送られてくるので、プリントアウトしていきます。

Salon du Chocolat Paris 公式サイト

いざ、参戦!!

OPENは10時ですが、11時頃に到着。事前にチケットを購入していたので正面の入口から入場。けっこう並んでいましたが、意外とスイスイ入れました。
サロン・デュ・ショコラ・パリの会場
会場は二階建てになっており、二階に上がるとまずこのチョコレートのキツネがお出迎え。Yann Couvreurの作品だそうで、ここで記念撮影をしている人が多かったです。
サロンデュ・ショコラ・パリの犬のチョコレート
二階にメインステージがあり、ブースも二階の方がたくさんあります。

会場に入った途端漂うあま~い香り。それもそのはず、出展しているブースが販売しているのはほとんどチョコレート!
ありとあらゆるチョコレートが並ぶ会場。チョコレートが好きな方にはたまらないイベントですね。
サロン・デュ・ショコラ・パリのチョコレート
サロン・デュ・ショコラ・パリのチョコレート
サロン・デュ・ショコラ・パリのチョコレート
迫力大!のチョコレートファウンテン。
サロン・デュ・ショコラ・パリのチョコレートファウンテン
もちろんチョコレート以外のスイーツもあります。
サロン・デュ・ショコラ・パリのスイーツ
サロン・デュ・ショコラ・パリのヌガー
とはいえ、ほとんど甘いものなので、たまにこういう塩っ気があるものがあると嬉しい。
みんな同じ考えなのか、このデリの販売ブースはめっちゃ混んでました(笑)
サロン・デュ・ショコラ・パリのデリ
物販だけでなくセミナーやデモンストレーションなどもあります。
サロンデュ・ショコラ・パリの調理のデモンストレーション

あれも、これも、Made of Chocolate!!

こんなものまでチョコレートからできてるの!?という精巧に作られたものがたくさん。
本物の人形のように可愛い動物のチョコレート。食べるのがもったいないですね。
サロンデュ・ショコラ・パリの熊のチョコレート
乙女心をくすぐる靴やバッグがモチーフのものや
サロン・デュ・ショコラ・パリのハイヒールのチョコレート
サロン・デュ・ショコラ・パリのバッグ型チョコレート
リアルすぎてちょっと怖いものも…
サロン・デュ・ショコラ・パリの人魚のチョコレート
カラフルで可愛いお菓子につい目が奪われます。
サロン・デュ・ショコラ・パリのキューブ型チョコレート

フランスの次に多い日本のブース

日本食はパリでブームになっていると聞いたことはありましたが、日本のブースがなんと21個もありました。
当然開催国のフランスのブースが1番多いのですが、日本はフランスに次いで2位。ちゃんと日本のコーナーまであります。
サロン・デュ・ショコラ・パリの日本ブース
セミナー形式のデモンストレーションも行われていました。事前予約制で人数が限られているそうですが、参加できなかった見学者もたくさん。
サロン・デュ・ショコラ・パリの日本ブース
すでに海外でも浸透している抹茶をはじめ、日本酒や梅、柚子など、日本ならではの食材を使ったスイーツが披露されていました。
サロン・デュ・ショコラ・パリの日本ブース
スイーツだけでなく、和食器などが陳列されているコーナーもあり、実際にフランスに店舗があり販売されているとか。
思っていた以上にフランスで日本の食文化は浸透してるんだなと感じました。

食べる?買う?サロン・デュ・ショコラの楽しみ方

すでに有名なパティスリーは物販だけのところが多い印象でしたが、それ以外にもいろんなパティスリーの試食ができました。
また、その場でテイクアウトして食べる用のお菓子や軽食を販売しているブースもあるので、とにかく食べる物には困りません。

ただ、やはりチョコレート菓子中心で甘いものばかりなので、だんだん飽きてくるのも事実です。
今回はデリがテイクアウトできるブースがあったのでお口直しにちょうどよかったです。イベントとは関係ありませんが、展示会場の中にもとからあるカフェでも軽食や飲み物を買うことはできます。

参加する前はいろんなチョコレートを食べまくろう!と意気込んでいましたが、いろんなものを少しずつ食べているうちにだんだんお腹いっぱいになってきて、思っていたより食べられませんでした。それほど食べなくても甘い香りを嗅ぐと、それだけでお腹がいっぱいになる気がします。

わたしは当日食べるのがメインで気に入るものがあれば買おうかな~くらいの感じだったんですが、買う前にお腹がいっぱいになってしまってあまりたくさん買う気になれず、もっと買って帰ればよかったなと帰ってから思いました…(お腹いっぱいのときってあまり食べ物買いたいと思わないんですよね。。)

買うチョコレートを試食してしっかり吟味したい場合は、水は自分で持って行った方が良いと思います。試食するたびに水を飲まないと味の違いが分からなくなるので。会場でも買えますが、買うのに並ばないといけないので時間がもったいないですしね。

日本未上陸のパティスリーもたくさん出展しているので、チョコレートファンの方は事前にチェックしておけばより楽しめるんじゃないかと思います。

パティシエの写真がこんなふうに飾られていました。かっこいいですね。
サロン・デュ・ショコラ・パリのパティシエ

おわりに

今回はイベント全体の雰囲気をお伝えしましたが、次回はイベントの目玉のチョコレートドレスのファッションショーについてレポしたいと思います~!
サロン・デュ・ショコラ イベントレポート、続きの記事はこちら。