こんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。
タイトル通り12月から外国人向け料理教室をオープンしました！
WEBサイトはこちらです。
Japanese cooking studio -WA-
この記事でもちらっと書いていますが、「英語を使った料理の仕事」というのはこのことだったんですね〜
料理教室開業に至るまで
デンマークに住んでいる時から、帰国後仕事をどうしようかということはずっと考えていました。
フードコーディネーターの仕事は再開したいけど、そもそも仕事あるんだろうか？とか
海外に住むために始めた英語学習、せっかく上達したのに帰国して使わなくなればあっという間に忘れてしまうのはもったいな…とか
帰国して日本の生活に戻れば海外生活で感じたことをどんどん忘れてしまうだろうな、とか。。
いろいろ考えていたときに、わたしが日本食レストランのキッチンで働いていることを知った外国人の友達から
(デンマークで)日本食のレッスンとかやらないの？日本食なら作ってみたいって人いっぱいいると思うよ！
と言われてはじめて、あぁ日本食を教えるというアイデアもあるのか、と気付きました。
そう、前にも書いたことありますが、海外で日本食ってめっちゃ人気なんですよ。
すでに知り合いで日本で外国人向けの料理教室を開業している人もいたものの、それまで自分でやるという発想はなかったのですが、イギリス・デンマーク生活の間に、外国人の友達に料理を作ってあげたり、作ってもらったり、教えてあげたりしたのが純粋に楽しかったので、日本にいながら海外と繋がりが持てる&自分の今までの経験が活かせるならこの仕事かな！と思い、帰国前に開業を決意しました。
準備期間を経て、初めてのレッスン！
いや〜教室開業、思ってたより大変でした。
決して甘く見てたわけではないですが、とにかくやることが多かった。
試作して、写真を撮って、教える手順や内容を考えて、一番大変だった英語でのレシピ制作に、Webサイト制作も全部自分で。
そして必要なものの買い出しなど、なかなか時間が足りず、思っていたより時間がかかってしまいました。
しかも、海外からの引っ越しに、短期留学、フードコーディネーターの仕事もしながらの準備で、構想から半年を経てようやくスタート。
無事オープンしたあとも、集客について悩む日々…
でしたが、今日は記念すべき初めてのお客さまを迎え、無事レッスンを終えました〜！
予約が入ってからは一人で英語を喋って練習したり、旦那さんに付き合ってもらってロールプレイはしたものの、やっぱり初めて教えるのはめっちゃ緊張…
初めて来てくれたお客さまはドイツ人男性。
待ち合わせ場所に行ってみてびっくり。
めっちゃイケメンやん！！！！！笑
※写真掲載は了承得てます。
まぁ、それはさておき、なんとなくヨーロッパ出身のお客さんでよかった、と少しホッとしました。
どこの国からでももちろんウェルカムですが、初めのレッスンで緊張してる上に話盛り上がるかな〜とか心配だったので馴染みのある国だと安心。
そして、レッスンもですが、やっぱりヨーロッパの話で盛り上がり楽しかったです。
料理を知ることは、その国を知ること
ところで、レッスン中に彼が話していた内容で、めちゃくちゃ賛成してしまったのがこの言葉！
料理を知ることは、その国を知ること
海外旅行したり住んで現地の食事を食べると、つい美味しい不味い、自分の口に合うか合わないかだけで判断してしまいがちなんてすが、その国の料理を食べる、食文化を知るということはその国の文化や背景、人々のことを知ることなんですよね。
日本人相手に教えるなら共通認識があるのでなんとなくわかってもらえることでも、相手は日本や日本の食文化のことをよく知らない外国人。
実際にレッスンで教える内容を考えているうちに、普段自分が何気なくしている習慣や食べているものでも、そもそもこれってなんでこうするの？と思うことがいろいろ出てきます。
そして、それをさらに英語で伝えるとなると、なんて説明しよう、と試行錯誤…
海外に住んでから以前より日本のことを知ろうとするようにはなりましたが、日本人でもまだまだ日本について知らないことはたくさんある。
外国人に日本食のことを教えるのって、自分自身も日本や日本の食文化のことを改めて勉強する機会にもなるのかな、と思います。
おわりに
まだまだ始まったばかりの外国人向け料理教室。
一度レッスンしてみたものの改善点はいろいろ出てきたので、これからもっとよくなるように見直していきたいと思います。
そして、今日はこれから台湾旅行へ！
台湾といえばやっぱりグルメ。食べたいものが多すぎて、台湾文化どころか食べることだけに集中してしまいそうですが笑
イギリスで知り会った台湾人の友達にも再会する予定なので楽しみです。
それでは、みなさんもよい三連休をお過ごしください〜！
