お久しぶりです、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです!前回記事更新の翌日から日本へ一時帰国し、二週間ちょっと日本に滞在していました。
ということで三週間ぶりの更新になります。そして遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
7ヶ月ぶりの日本を堪能!したいところでしたが、大晦日から熱を出して新年早々寝込み、図らずとも三が日は寝正月となってしまいました。病院に行くと扁桃炎と言われ、喉は痛いし咳は止まらないしで日本にいる間ずっと不調を引きずり、完治しないままデンマークに帰国することになってしまいました。。
まぁでも、100%とは言わずとも日本でやりたかったことはある程度できたと思います。ということで、今日は日本に帰ったら絶対やりたかったこと=デンマークではできないことについて!
3位 日本製品・高額商品の買い物
海外在住者の一時帰国時のお楽しみの一つが、買い物ではないでしょうか。
デンマークは先進国なので生活に必要なある程度のものは手に入りますが、そもそもの物価が高く消費税も高いので、日本ならもっと安く買えるのにな〜と思うことは多々ありますし、やっぱり日本製品の方が便利だなと思うことも多いです。
また、海外在住者は条件を満たせば訪日外国人と同じく免税で買い物ができるので、高額商品などは一時帰国時に買うとお得ですね!
基礎化粧品・薬類
わたしは基礎化粧品や薬類はほとんど日本から持ち込みしたものを使っているので、ストックがなくなりそうなものを買い足しました。
また、薬もやっぱり日本で使っていた体に合うものの方が安心。
今のところは日本から持参した薬でなんとかなっているので、まだこちらの薬は試したことありませんが、大柄な北欧の人と小柄な日本人は必要な薬の量が違うので服用の際には注意が必要だとか。
日本食材
日本食材はある程度デンマークで手に入りますが、ものによってはかなり割高です。
特に酒税がかかる、酒・みりんは5倍くらいの値段で売られていますし、日本では安く手に入る乾物もすごく高いです。
また、そもそもデンマークには売られていないものも多いので、なんでも安く日本食材が手に入る日本のスーパーは天国に思えました。
パソコン
不幸にもパソコンがデンマークで壊れてしまいました…
修理が難しそうだったのでデンマークで購入するか悩みましたが、同じ製品でも価格が日本の1.5倍もするので、ちょうど一時帰国が決まっていたのでそれまで我慢することにしました。
パソコンのような高額な買い物は日本で免税で買うと数万円単位で安く買えるので、しばらく不便でしたが結果オーライでしょうか。
また、海外にしばらく住む方はWindowsよりMacの方がおすすめです。日本製の商品だと部品がないと海外で修理できなかったりしますが、キーボード以外は世界共通ですし海外でも修理が可能です。
コンタクトレンズ
わたしはハードレンズを使っているんですが、デンマークで失くしてしまい、日本にいる両親に代わりに買って送ってもらおうと思ったら、ハードレンズは本人が眼科で検診を受けないと買えないと言われてしまいました。
デンマークでも買えますが、レンズのカーブが日本人向けと外国人向けで違うそうなので、自分に合ったものが手に入るとは限りません。
わたしのレンズは海外では手に入らないと事前に聞いていたので、自動的に一時帰国時の買い物リストへ…
ちなみにワンデーのソフトレンズなら本人でなくても大丈夫らしいですが、かさばるしお金もかかるのでやっぱりハードを買い直しました。
衣類
下着類はサイズも品質も間違いなく日本製の商品の方が良いです。
また、デンマークでもH&Mなどのファストファッションブランドなら比較的安価に服が買えますが、女性の平均身長が170cmのデンマーク人と日本人はサイズが全然違います。
トップスはデンマークで買っても大丈夫だと思いますが、アウターやボトムスなどは日本で買う方が良いですね。
100均のお役立ちグッズ
日本の100均に普通に売っているものが、デンマークではどこにも売っていなかったり、売っていてもすごく高かったりします。
デンマークにもダイソーが進出してくれたらなぁ〜なんて思います。アメリカやオーストラリアには出店してるそうで羨ましすぎます。
特に小分けの収納ケースとか、キッチンのお役立ちグッズとか、たいしたものではないけどあると便利なものがことごとく売ってないんですよね。
わたしがずっと欲しかったのが本を立てるのに使うブックエンドなんですが、デンマークでは探し回ってもどこにも見つからなかったので、100均一で購入しました。
2位 日本食を食べる
こちらに引っ越す前にしばらく食べられないからと散々美味しい日本食を食べに行きましたが、やっぱりしばらく暮らしていると日本食が恋しくなります。
自炊で作れる料理はともかく、そもそも手に入らない・食べる習慣がない食材はどうやっても食べられないですからね。
デンマークは物価が高く手に入らない日本の食材も多いため、わざわざ在住日本人が多いお隣のドイツに食材の買い出しに行く人もいるほどだそうです。
新鮮な魚介類
デンマークに限らずヨーロッパの北の方ではほとんど手に入らない海鮮類。
スーパーで普通に売っている魚といえばサーモンと白身魚(ほとんど味がない)くらいですし、生の魚も食べる習慣がありません。
当然生食できる魚は売っていません。新鮮な魚を買ってきて自分で捌くなら別ですが。
わたしは海老が大好きなんですが、デンマークでは殻無しの塩漬けの海老、もしくは冷凍物しか売ってるのを見たことがありません…
デンマークでは絶対食べられない海鮮丼に
鰻も美味しくて最高でした。
薄切りの柔らかい肉
ヨーロッパ人と日本人の味の好みが違うので仕方ないんですが、こちらでは脂ののった柔らかい肉は好まれず、売られているのは脂肪の少ない赤身の肉。
また、薄切り肉を食べるのもアジアの食習慣で、ヨーロッパでは塊肉か、厚めにスライスされた肉や挽肉がほとんどです。
自分でなんとか薄切りに切れないことはないですが、日本の焼肉やしゃぶしゃぶ、すき焼きで食べるような柔らかい脂ののった肉を食べるのは難しいです。
食パン・菓子パン
デンマークのパンはライ麦パンがほとんどで、日本に売っているふわふわで柔らかい食パンはどこにも売っていません。また、日本の菓子パンは種類も豊富で美味しいですが、デンマークのデニッシュロールなどは甘すぎてわたしはちょっと苦手です。
日本のパンって美味しいんだなぁとこちらに引っ越して初めて気づきました。
洋菓子
日本の洋菓子はそんな高級なものでなくても海外のお菓子に比べるとすごく繊細な味がします。海外にいたらたまに和菓子も食べたくなりますが、わたしはもともと和菓子より洋菓子の方が好きなので、洋菓子の方が食べたくなりますね。
デンマークのスイーツは砂糖の塊みたいなめちゃくちゃ甘いものが多いので、きめ細かいスポンジケーキとか、甘さ控えめの生クリームとか、そういうものが恋しくなります。
念願叶って日本で食べたショートケーキはすごく美味しかったです!
1位 バスタブに浸かる・温泉に行く
ダントツ1位はこれ!我が家にはバスタブがありません!!泣
デンマークの賃貸のアパートにはバスタブがない家がほとんどらしく、物件探しする時の唯一の条件だったバスタブ付きの家という希望は一瞬で却下されました。
寒い気候のデンマークでシャワーのみの生活は、日本では夏でも毎日バスタブに浸かっていたわたしにはかなり辛いです。お風呂に入れないことで身体が冷えやすくなり、肩も凝りやすくなりました。シャワーでなんとか身体を温められるように工夫して入っていますが、それでもバスタブのリラックス感には叶いませんね〜
ということで、一時帰国時には温泉へ!
温泉宿でもしっかり日本食堪能しました。
でも湯船に浸かったのが久しぶりだったせいか、長時間のフライトの疲れが抜けないまま温泉に行ったせいか、リラックスするとともに疲労感に襲われ、そして帰った翌日から熱が出てきました…
お風呂に入るのは体力がいる、温泉は万全の体調で!というのが今回の教訓です。。
おわりに
お風呂や日本食、買い物を楽しむ以外にも、久しぶりに日本の家族や友達に会って思いっきり日本語で話せたのでよかったです。こちらに住んでいると日本語で話すのはどうしても主人との会話が中心になるので、日本語でこんなにたくさん話したのは久しぶりでした。
とはいえ、今はインターネットやSNSもあるので、昔に比べると海外にいてもだいぶ快適な生活は送れるようになったんだろうなと思いますが。
そして、今年は厄年なので一時帰国中にしっかり厄払いもしてきました。
風邪引いたのも厄年のせいかなぁ…なんて思ったり。。悪いことが起こらないよう気をつけて一年過ごしたいと思います。
それでは、今年もよろしくお願いします!
本帰国後に感じた日本とデンマークの違いについてはこちら。