デンマーク時間でこんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。いよいよクリスマスが近付いてきましたね。
デンマークではハロウィンが終わると、11月から街はクリスマス一色になります。
あらゆる店がクリスマス用のデコレーショングッズを売り出し、中には店の9割の商品がクリスマスグッズなんていう店も… シーズンオフは一体何を売っているのかすごく気になります。

そしてクリスマスを目前に控えた今、クリスマスグッズがだんだん割引され始めたので、少しずつアイテムを集めていた我が家もそれに便乗して街に行くたびに何かしら買っています(笑)

恋人はサンタクロース。ではなくアシスタント!?

クリスマスグッズが売り出され始めた時にはじめて出会った彼ら。
デンマークのサンタクロースニッセ
鼻とおひげだけでなんともシュールな、でもちょっと癖になる可愛さ。
デザインも少しずつ違い、微妙な違いを探しながら選ぶのも楽しいので、これがデンマークのサンタクロースか!と思い購入していたのですが…
デンマークのサンタクロースニッセ
なんと彼らはサンタクロースではなく、サンタクロースのアシスタントだそうです。
知らずにサンタだと思って買ってました(笑)
北欧ではクリスマスといえばサンタクロースではなくサンタクロースのお手伝いをする妖精が主役なんだとか。

デンマークとノルウェーでは“ニッセ”、スウェーデンでは“トムテ”、フィンランドでは“トントゥ”と呼ばれているそうです。

デンマーク人のお宅を拝見

主人の同僚の家に招待していただいたので、どんなふうに飾られているのか見せてもらいました。
ニッセは小人の妖精なので、クリスマスにはニッセが外から入ってこれるように、手のひらサイズのこんな小さなドアを用意しておくのがデンマークの伝統だそうです。
デンマークのサンタクロースニッセが入ってくるドア
椅子の下に飾られていたので教えてもらわないと気づきませんでした(笑)
ドアの横に木靴や靴下、本、フライパンまで置いてますね。可愛い。

そしてやっぱりニッセが!
デンマークのサンタクロースニッセ
こっちにも!
デンマークのサンタクロースニッセ
サンタクロースとの違いがいまいちわからないのでどうやって見分けるのか聞いてみると、右の小さないかにもサンタクロースっぽい人形はサンタで、ひげと鼻だけの人形はニッセだそうです。
ということは、街で見かけるのはほとんどニッセのようですね…

デンマーク風クリスマスデコレーションにトライ

少しずつ集めていたアイテムで、我が家もクリスマスコーナーを作ってみました。
インテリアの色に合わせて、ニッセはグレーやベージュなど落ち着いた色で統一。
デンマーク風の我が家のクリスマスデコレーション
デンマークではたいていの家が木のツリーを用意しているようですが、クリスマス後の扱いに困るので我が家ではIKEAで小さい杉を購入しました。
キャンドルに火を灯すと雰囲気が出ていい感じです。
デンマーク風の我が家のクリスマスデコレーション
キャンドルなどの小物はすべてプチプラで。IKEAやフライングタイガー、デンマークのプチプラ雑貨ショップ ソストレーネグレーネなどで購入しました。

近所のスーパーにもクリスマスグッズが売っているので、買い出しついでに買ったりしていたんですが、野菜や肉と一緒にニッセの人形がレジに並んでいるさまはなかなかシュールでした(笑)

少しお高めアイテムはジョージジェンセンのキャンドルホルダーです。こちらもセールで半額くらいでゲット。
一点豪華主義のクリスマスコーナー!!
デンマーク風の我が家のクリスマスデコレーション
家でくつろぐために心地よい空間を作るのが得意なデンマーク人に倣って、ささやかながらデンマーク風のクリスマス。
クリスマスまであと10日。今年は何の料理を作ろうかなと今から考えています。

クリスマス当日のおうちディナーはこんな感じになりました。