こんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。
デンマークの中で有名なものといえば、子供が大好きなLEGO
先日、2017年の9月にできたばかりのレゴハウスに行ってきました。

レゴハウスってどんなところ?

デンマークにはレゴランドレゴハウスの二つのアミューズメント施設があります。
どちらも子供を対象に作られていますが、大人が行くなら圧倒的にレゴハウスがおすすめ!!

レゴランドは遊園地で屋外、レゴハウスは体験型ミュージアムのような感じで室内施設になります。
わたしはどちらも行きましたが、レゴランドは遊園地なので乗り物がメインになのに対し、レゴハウスは展示を見るだけでなく自分でレゴ作品を作ったりして楽しむことができます。

チケット購入とアプリダウンロード

チケットは施設で直接orWEBサイトで購入します。
大人・3歳以上の子供は199K(約3,500円)、2歳以下の子供は無料
です。
わたしは施設で直接買いましたが、並ぶ必要もなくすぐ買えました。WEBサイトでは割引オファーがある時期もあるので行く前にチェックしてみてもいいかもしれません。

チケットはリストバンド型で、施設内でこのバーコードを機械で読み取り館内でレゴハウスでの作品や写真を記録することができます。
デンマークのレゴハウスのリストバンド型チケット
この記録した作品や写真は、レゴハウス携帯専用アプリからダウンロードできるので、レゴハウスを100%楽しむためにもアプリの利用をおすすめします!
アプリのダウンロードはWEBサイトから。

レゴハウスWEBサイト(英語)

こんなものまで!?圧巻のレゴ作品たち

施設に入るとまず目に入るのはさまざまなレゴ作品です。エントランスに入る前から期待感が高まります。
主人が食いついていたのはスポーツカー。男性が好きそうですね。
デンマークのレゴハウスのスポーツカー作品
角度を変えると絵柄が変わる作品。
デンマークのレゴハウスの絵画作品
デンマークのレゴハウスの絵画作品
デンマークのレゴハウスの絵画作品
これが全てレゴでできているんですよね。近くで見るとすごい…
デンマークのレゴハウスの絵画作品
ここまでは無料のゾーンですが、チケットを購入して中に入ってすぐ展示されているのは巨大な木。
デンマークのレゴハウスの大木の作品
一瞬これ本当にレゴ?と思うんですが、やっぱり近くで見ると…うん、これもやっぱりレゴでできています!
木の表面とかリアルすぎる。高さは15m、600万個のレゴブロックを使用して作られたそうです。
デンマークのレゴハウスの大木の作品
だんだんすごい作品に麻痺して感動しなくなってきますが(笑)ここからが本番、巨大な恐竜をはじめ、さまざまな国のレゴアーティストの作品が展示されています。
デンマークのレゴハウスの恐竜の作品
個人的に好きだったのはミニチュアのお寿司屋さん!
デンマークのレゴハウスの寿司屋の作品
ここで写真を撮っていると後ろから「SUSHI!」と言う声が。
後ろを振り向くとデンマーク人ファミリーが微笑んでいました。明らかに見た目がアジア人のわたしが寿司に反応してたのがおもしろかったのかも。

五感でレゴを体験!クリエイティブに遊ぶ

レゴハウス内はグリーン、ブルー、イエロー、レッドの4つのゾーンに分かれており、それぞれコンセプトが違います。

グリーンゾーン!創作意欲を発揮しよう

グリーンゾーンでは、レゴを使ってクリエイティブな作品づくりに挑戦できるゾーンです。

これは自分のオリジナルムービーが作れるスタジオ。レゴなのでもちろんミニサイズです。
ここではストップモーション(コマ割り動画)を撮影することができます。
デンマークのレゴハウスのストップモーションスタジオ
わたしも挑戦してみましたが、なかなか難しい!
ストーリーを考えて、レゴの人形を少しずつ動かしながら一コマずつ撮影…
なんて地道な作業なんだろうと思いました。

他にもオリジナルのレゴの人形を作って写真撮影できたりと、手を動かして何か作るのが好きな人は楽しめると思います。

展示されているミニチュアの街の精巧さにも驚き。
デンマークのレゴハウスのミニチュアの街
デンマークのレゴハウスのミニチュアの街
この遊園地は、すぐ近くにある別の施設のレゴランドです。
ライトアップされて雰囲気がよく出ています。
デンマークのレゴハウスのミニチュアの街

ブルーゾーン!考える力を養おう

ブルーゾーンには、レゴのレースカーでレースをしたり、ロボットを動かしてミッションをクリアするようなアトラクションがあります。
どうやったら車が速く走る?など考える力を養うためのゾーンだそうです。

レゴで何か作るというよりはゲーム感覚で遊べるので、ゲーム好きな人は絶対楽しいと思います。
ゲーム好きの主人は興味津々でしたが、わたしはあまり興味がなかったので一枚も写真を撮っていませんでした…
男女の違いなのか性格の違いなのか、夫婦で興味がある分野が全く違います(笑)

詳しくはレゴハウスのWEBサイトをご覧ください。

イエローゾーン!自然の中を探検しよう

イエローゾーンは、ブルーゾーンとは対照的で「感じる」ことに重きを置いており、自然の中で遊ぶのがコンセプトです。
デンマークのレゴハウスの草花
ここでおもしろかったのは、自分で作った魚を水槽の中で泳がせることができるというコンテンツ。
デンマークのレゴハウスの魚
レゴで作った魚をスキャンするとそれが映像に映し出され、スクリーンの水槽の中を魚が自由に泳ぎ出します!
三次元の自分の作品が、二次元の映像に反映される瞬間はけっこう感動しました。

レッドゾーン!世界にひとつの自分のレゴ作品を作ろう

お待ちかねのレッドゾーン!レゴで作品作りをしたい人は絶対ここに時間を割くべきです!!
実はわたしはここでレゴ作品を作るのを来る前から一番楽しみにしていたんですが、最初にここに来てしまうと作品作りに没頭してこのゾーンだけで終わってしまいそうだったので最後に来ました。
デンマークのレゴハウスのレゴの滝
有り余るレゴブロックの中から、作品作りに必要なレゴを探し出し、組み立てていくのは思った以上に大変。
特にレゴを探すのが大変で、なかなか自分の欲しい形が見つからず苦労しました。

そして、わたしの作品はこちら。左:たこ焼き、右:太陽の塔(岡本太郎)
デンマークのレゴハウスで作品作り
芸術は爆発だ!(岡本太郎の名言)

ということで、デンマークで芸術を爆発させてきました。
何を作るか迷ったんですが、結局自分の出身地の大阪のシンボル的存在にしました。
多分他のお客さんは何かわからないと思いますが…(笑)

この写真をSNSにアップしたところ、みんなたこ焼きには反応してくれるんですが、時間をかけて作った太陽の塔はスルーでちょっと悲しかったです。。
太陽の塔、関西以外の人は知らない人が多いんでしょうか?

こちらは主人の作品。ゲームが好きな主人はドラゴンクエストのキャラクター、キングスライムを作っていました。
デンマークのレゴハウスで作品作り
スライムとキングスライムの違いを力説されましたが、わたしはドラクエをやったことないのでわかりません…
本当は他にももっと色々作ってみたかったんですが、時間切れで断念しました。

建物のデザインももちろんレゴ!

レゴハウスは建物自体がレゴブロックをイメージして作られており、フォトジェニックな場所がたくさん!

カラフルで可愛い内装

ただの階段ですが、インスタ映えしそうな可愛い内装です。
デンマークのレゴハウスの階段
子供向けの図書コーナーもレゴ風のデザイン。
デンマークのレゴハウスの図書コーナー
施設内のカフェのテーブル・椅子もレゴブロック風。
デンマークのレゴハウスのカフェ
カフェの商品名が書かれたカードにまでレゴの人形が!こういう細かいところまでこだわっているのが素敵です。
デンマークのレゴハウスのカフェ

屋上は子供の遊び場!外観もレゴ

施設の外に出ると、階段を登って屋上に行けるようになっています。
デンマークのレゴハウスの外観
デンマークのレゴハウスの外観
屋上には子供向けの遊具が置いてあり、施設の営業時間外でも屋上には登ることができます。
デンマークのレゴハウスの外観
屋上からは街を一望!できますが、田舎なので周りにはあまり何もありませんでした(笑)
デンマークのレゴハウスの外観

アクセス

レゴランドとレゴハウスは両方ともビルン(Billund)という街にあります。
コペンハーゲンからはけっこう離れていて、コペンハーゲンのある東のフュン島ではなく、西のユラン島という場所に位置しています。

日本から旅行する方はほとんどコペンハーゲン経由で行くことになると思いますが、アクセス方法は2通りあります。

1)所要時間:約1時間半〜2時間
コペンハーゲン空港からビルン空港(Billund Airport)まで飛行機で50分、空港から43番のバスに8分乗車しBillund Centretで下車、バス停から徒歩で5分

滞在日数が限られている・予算がある場合はこちらがおすすめ。
ビルン空港は国際空港ですが小さな空港なので、空港内で迷うこともないと思いますし移動も楽です。
他のヨーロッパの都市から来る場合も、ビルン空港行きのフライトがあれば直接飛行機で行くのが良いと思います。
ただしコペンハーゲンからビルン空港行きのスカンディナビア航空はよく遅れるので、予定通りに着かないこともあるかもしれません。あくまでわたしの印象ですが…
バスは空港の入り口を出ればすぐに乗り場があり、チケットは運転手から買います。

2)所要時間:約3時間〜3時間半
コペンハーゲン中央駅からヴァイレ(Vejle)まで電車で2時間、ヴァイレから43番のバスに40分乗車しBillund Centretで下車、バス停から徒歩で5分

電車のメリットは、あまり遅れないのと値段が飛行機より安いことですね。
チケットは駅でも買えますし、デンマーク国鉄DSBのWEBサイトやアプリでも購入可能です。
WEBサイトは、一般チケットORANGEチケットという二種類のチケットがあり、一般チケットは電車+バス両方を含めて購入、ORANGEチケットは一般チケットの半額以下で買えることもあります。
ORANGEチケットはうまく使えばかなりお得に乗車できますが、電車のみでバスは別で購入しないといけない場合が多いのと、購入時の時間が固定になり後から変更は不可、チケットに記載されている時間以外には乗車できないので注意してください。

※所要時間は乗り換えがスムーズにできた場合なので、交通機関の遅れが発生することもあります。あくまで参考程度にしてください。

おわりに

子供だけでなく、大人も楽しいレゴハウス!久しぶりに子供の頃を思い出し、遊びに没頭できて楽しかったです。
記事内では紹介しませんでしたが、レゴの歴史を紹介しているミュージアムコーナーやワークショップなど盛りだくさんです。
ぜひレゴハウスでクリエイティビティを発揮してください〜!!