デンマーク時間でこんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。
週末から急に冷え込み、今日は朝起きたらうっすら雪景色。写真で見るときれいですが、実際はめっちゃ寒いです。
寒さが苦手なわたしは、最近のデンマークの寒さですっかり風邪をひきやすくなってしまいました。
北欧の家はセントラルヒーティングのため、家の中は暖房が効いていて暖かいのですが、今住んでいる家は浴槽がなくシャワーのみなので、やっぱり身体が冷えやすくなってるなと感じます。
となると、身体を温めるのは食事。今日は最近よく作る冬にぴったりのレシピをご紹介します。
関西風だしの生姜風味のかき玉あんかけうどん
わたしは関西出身なのでうどんだしといえば薄口醤油なんですが、もちろん濃口醤油を使っても大丈夫です。
わたしが住んでいる街にはアジア食品店があって日本食の食材もある程度手に入るので、このレシピは全部デンマークで手に入る食材で作っていますが、海外在住で材料が手に入らない方向けに代用レシピも書いているので、よかったら参考にしてみてください。
材料 ≪2人分≫
・うどん … 2玉
・卵 … 2個
・生姜 … 1片
・万能ねぎ … 適量
【A】
・だし汁 … 600ml
・薄口醤油 … 大さじ1 （濃口醤油 大さじ2）
・みりん … 大さじ1 （料理酒or白ワイン 大さじ1 + 砂糖 小さじ1）
・砂糖 … 小さじ1/2
・塩 … 少々
【B】
・片栗粉 … 大さじ1 （コーンスターチ 大さじ1）
・水 … 大さじ1
作り方
1）生姜はすりおろし、ねぎは小口切り、卵は溶いておきます。
鍋に湯を沸かし、うどんが柔らかくなるまで茹でます。
2）別鍋に【A】を入れて火にかけ、沸いたら弱火にします。
【B】を少しずつ入れながらだまにならないよう手早く混ぜ、一度煮立たせてとろみをつけます。
※片栗粉は加熱したときに固まるので、すぐだまになってしまうという方はいったん火を消して全体に片栗粉を馴染ませてから再度加熱するとだまになりにくいです。
3）沸いた鍋に円を描くように細く卵を注ぎ入れて10～15秒待ちます。
卵が少し固まって浮いてきたら箸で一気に混ぜ、最後に生姜を入れて全体をさっと混ぜます。
4）うどんを器に盛り、上から3）をかけてねぎを散らして完成です。
※生姜は加熱すると香りが飛ぶので最後に入れてください。盛り付けてから上からのせてもOKです。
おわりに
うどんはデンマークではアジア食品店で安く手に入るので、手軽にできる日本食のひとつ。
イギリスではローカルの普通のスーパーでも売っていたので、ヨーロッパではわりと手に入りやすいんじゃないかと思います。
身体を温める生姜と冷めにくいあんかけのコラボで寒い冬にはぴったりのメニュー。
優しい味なので、風邪で食欲がないときや、忘年会続きで疲れた胃にも良いと思います。
簡単なので寒い日にぜひ作ってみてください！
他にも、冬に作りたい海外でも作れる日本食レシピはこちらをごらんください。
