こんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。日本人といえばやっぱり桜。
日本ではもうシーズンは終わったと思いますが、わたしが海外で恋しくなるものの一つは桜です。
4月の頭に日本の友達のSNSで一斉に桜の写真がアップされてるのを見て、すご〜く羨ましい気持ちでした。わたしは4月生まれということもあり、日本では誕生日=桜で毎年京都でお花見するのが恒例だったので、桜が見れないとどうも春が来たという気分にならなかったんですよね。
デンマークにも桜はある
今年は桜は見れないなぁと思っていたら、デンマークでも最近桜のような木を街中で見かけるようになりました。日本人の知人に聞くと、あれは桜だよ〜ということで、「デンマークにも桜あるんや!」とびっくり。ただ日本で主流のソメイヨシノとは種類が違うそうで、ピンクではなく白っぽい色の桜が多いです。
日本のようにたくさん咲いている場所は少なく、ちらほら数本が道路沿いに植えられていることが多いのですが、近所のお墓の中に桜並木を発見しました。
お墓と桜ってなんとなく怖い想像をしてしまうんですが、ヨーロッパの墓地は日本の墓地と違って、草花が植えられ庭のように綺麗に手入れされているので、あまり墓地という感じがしません。
コペンハーゲンのビスペビアウ墓地も桜がたくさん咲く場所らしく、日本のニュースでもお花見をしている人たちの姿が紹介されていました。日本だったら墓地でお花見なんてしたらバチが当たりそうだし、何か悪いことが起こりそうと思ってしまいますが、こちらの人は公園に行く感覚で墓地で散歩している人がたくさんいます。最初はちょっと戸惑いましたが、ヨーロッパの人にとっては墓地は身近に普通にあるものという感じで、わたしもたまに散歩ルートに入れるようになりました。
コペンハーゲンで桜祭り
残念ながらわたしは行けなかったのですが、コペンハーゲンでは毎年4月の最終土日にSakura Festivalなるものが行われています!アンデルセン生誕200年記念のお祝いに日本のパン屋・アンデルセンが寄贈した200本の桜がランゲリニエ広場に植えられているそうです。
お祭りでは日本食の屋台が出たり、和太鼓や着物のショーなど日本に関連する催しが行われ、コスプレをして参加するデンマーク人もたくさんいるらしく、やっぱり日本が好きな人は漫画・アニメが好きなのか、と納得(笑)。デンマークに住んでいる日本人は毎年行っている方も多いようです。やっぱりみんな日本の桜が恋しくなるんでしょうね。
場所は有名な人魚姫像のすぐ近くなので、滞在のタイミングが合えば行ってみてもおもしろいかもしれません。
コペンハーゲン桜祭り Webサイト
おわりに
今年は諦めていましたが、デンマークでも少しでも桜が見れてよかったです!日本とはやっぱり雰囲気がちょっと違いますが、桜を見て楽しむデンマーク人がいるというのは日本人としては嬉しいですね。