こんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。前回に引き続き、今日もフィンランド旅行記です。
フィンランド北部・サーリセルカでのオーロラ観賞はこちらの記事をご覧ください。
サーリセルカには2日間滞在したのですが、天気が良かったのは初日だけで、翌日からだんだん天候が崩れ雪が降ってきたので、結局オーロラは初日しか見れませんでした。
とはいえここは雪に囲まれたスノーリゾート。オーロラ観賞とウィンタースポーツ以外に特にやることはありません。
オーロラ観賞ができるのは夜だけなので、天気が良くても昼間やることがないという人も多いかもしれませんね。
わたしたちも例に漏れず特に予定がなく、思った以上にサーリセルカの街が小さかったので、ウィンターアクティビティに参加することにしました。
ラップランドの大自然を楽しむ！トナカイそり体験
サーリセルカの主要なホテルでは、トナカイそりや犬ぞり体験、スノーモービルなど、この地ならではのウィンターアクティビティに挑戦できます。わたしたちは現地に到着後、ホテルのツアーデスクでアクティビティに申し込み、トナカイそり体験をしてきました。
本当は犬ぞりに乗ってみたかったんですが、もうすでにいっぱいだったので空きのあったトナカイにしました。
犬ぞりは結構スピードが速いそうですが、トナカイそりは犬ぞりに比べると人が歩くくらいのスピードでかなりゆっくり。スリルはありませんが（笑）、小さいお子さんが一緒の方や速いスピードは怖いという方でも安心だと思います。
ホテルからの近くのトナカイの小屋まで移動し、そこでレンタルの防寒具に着替えました。
手袋や帽子、マフラーは自分のものをつけて行きましたが、手袋はさらに二枚重ねにしてくださいということでした。そりに乗り込むと、防寒具を着た上にさらに毛布をかけてもらい、防寒対策万全でそりが走り出します。
真っ白な雪景色の森の中をトナカイのそりに乗ってゆっくりと進んでいきます。
まさに白銀の世界！！現実でこんな景色を見ることがあるとは…光が雪に反射してすごく綺麗でした。
普段見ない景色で癒されますよ、とガイドさんに言われたんですが、確かに澄んだ空気の静かな空間の中、トナカイのそりに乗っていると心が洗われるような…
リラクゼーション効果があるような…気がしましたが、めちゃめちゃ寒かったです！！
この日なんと-20℃。手袋は二枚重ねで大正解！一枚だと指先から凍りつきそうな寒さでした。トナカイのそりに乗っていたのは1時間くらいだったので、身体の芯から冷え切ってしまいました。もう少し短くても良かったかな…
でも、トナカイは可愛かったです。それぞれツノの形や毛の色が違うんですよね。人に慣れているトナカイは自分からめっちゃ近寄ってきます。
そりに乗り終わったらトナカイに餌をあげて、暖炉で少し温まって軽食と飲み物をいただきました。
おわりに
北欧というと雪景色やトナカイというイメージが強いかもしれませんが、かなり北の方まで来ないとこういう景色を見るのはまれ。寒いのは苦手で冬は家に籠りがちなわたしですが、普段はなかなか体験できない大自然を感じられて良かったです！
ラップランド旅行記はこちらに続きます。
