こんにちは、フードコーディネーター/フードスタイリストのsaecoです。
最近のデンマークの気温は0℃前後~5℃程度と日本の真冬並みに寒いです…。
加えて夕方は4時前に陽が沈むので、3時台にはもう外は薄暗くなっています。

デンマークの夏は20度くらいまでしか気温が上がらないので過ごしやすくていいんですが、北欧の冬は寒さが苦手なわたしには辛い~!これからまだまだ寒くなると思うので冬を越せるか不安です。。

そんな寒くて暗い冬を乗り越えるため(?)、気分転換にイギリスに住んでいたころの写真を見返したりします。わたしはイギリスのケンブリッジに5月~7月の二か月間住んでいたのですが、一年のうちでもとても過ごしやすい時期で、写真は明るく爽やかな写真ばかり(実際には雨が多くてすぐ天気が変わるんですが)。

ということで、ケンブリッジからイギリス国内にもあちこち旅行したので、今日はそのときのことを。

イギリスの郊外へ!日本人に人気のコッツウォルズ地方

イギリスにいる間に行きたかった場所のひとつ、日本人観光客にも人気のコッツウォルズ地方に行ってきました。
ロンドンからは電車で1時間半〜2時間くらいの場所にあり日帰りでも行ける距離ですが、電車が1時間に一本しかないというなかなか不便な場所です。ちなみにケンブリッジからは電車で3時間もかかります。遠い!

そしてその日に限って大幅な電車遅延があり、コッツウォルズ北部のハブ駅であるモートン=イン=マーシュ(Moreton-in-Marsh)駅に着いた時点で昼過ぎ…
コッツウォルズには小さな村や町が点在しているので、ツアーでなく自力で行く場合は、中心地からバスやタクシー、レンタカーなどで何ヶ所か周ることになります。が、着いた時間も遅くバスも1〜2時間に一本と本数がすごく少ないので、わたしはタクシーをチャーターして、半日で合計4ヶ所回りました。

この地図をタクシーの運転手さんに見せて、ここ周りたいんだけどいくらで周れる?と事前に金額交渉してから乗りました。かなり田舎で観光スポットごとにいちいちタクシーを拾うのは大変なので、タクシーを利用するならチャーターがおすすめです。

バイブリー(Bibury)

コッツウォルズに行くなら必ず訪れたい!ウィリアム・モリスが「英国で最も美しい村」と称したという村。わたしの一番のおすすめの場所です。
イギリス・コッツウォルズの村バイブリー
まるで絵本の中のような可愛い家や、イギリスの片田舎らしいのんびりした風景が楽しめます。
イギリス・コッツウォルズの村バイブリー
ショップやレストランはほとんどないので、ゆったり散歩するのがよいと思います。
イギリス・コッツウォルズの村バイブリー
イギリス・コッツウォルズの村バイブリー
蔦が覆い茂ったホテルが雰囲気が出ていていい感じでした。
イギリス・コッツウォルズの村バイブリー

バーフォード (Burford)

町自体はこぢんまりした一般的なイギリスの田舎町という感じですが、お目当てはティールームHUFFKINS(ハフキンス)
イギリス・コッツウォルズの村バーフォードのティールーム ハフキンス
このお店のスコーンは絶品です!
イギリス・コッツウォルズの村バーフォードのティールーム ハフキンス
イギリスではいろんなティールームに行ったものの、ぱさぱさで食べにくいスコーンも多かったですが、このお店のスコーンは外はサクッと中はフワフワで本当に美味しいです。
そして、ティールームの真横にショップがあり、食品や雑貨が買えます。ティールームの中にもディスプレイされていて可愛かったお土産に人気のエコバッグをゲット。
イギリス・コッツウォルズの村バーフォードのティールーム ハフキンスの
小さいサイズはお弁当用にちょうどよいです。こんなにたくさんいるのか?という疑問はさておき。。(笑)いろんなカラーがあるので選ぶのも楽しかったです。

ボートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton-on-the-Water)

コッツウォルズでは一番人気の場所。ガイドブックには「イギリスのベニスと称される」などと書かれていました。
イギリス・コッツウォルズの村ボートンオンザウォーター
が、個人的には全くの別物だと思います(笑)

わたしはケンブリッジで似たような風景を毎日見ていたのであまり目新しさは感じませんでした。旅行でロンドンにしか滞在しない人なら新鮮でいいと思いますが、地方都市にも行く予定の人は、イギリスの地方都市はどこも似ているので、わざわざ行く必要はないような…

わたしは行っていませんが、モデルビレッジというボートン・オン・ザ・ウォーターをミニチュアで再現した場所が一番人気の観光スポットらしいです。ショップやレストランはたくさんあり、のんびり寛いだり散策するのがよさそうです。

ただ、わたしが到着したときは夕方だったのでほとんどのショップは閉まっていました。。ヨーロッパの田舎はどこもそうだと思いますが、コッツウォルズのお店は16時半〜17時くらいに閉まるところが多いので、ショッピングをしたい人は要注意です。

チッピング・カムデン(Chipping Campden)

茅葺き屋根の家が有名なのんびりした街。
イギリス・コッツウォルズの村チッピングカムデン
乳製品の取引所として1627年に建てられたというマーケット・ホールです。
イギリス・コッツウォルズの村チッピングカムデン
狭いエリアにショップが点在していますが、そんなに見どころは多くないように思います。
イギリス・コッツウォルズの村チッピングカムデン
ただ、わたしはアンティークのテーブルウェアのショップを見つけて、かなりテンションが上がりました!
イギリス・コッツウォルズの村チッピングカムデン
店内に所狭しと並べられた食器は圧巻です!さすがイギリス、ティーカップの品揃えは半端ない!!
ただ、残念ながら持って帰るのが難しそうだったので何も買えず…でも店ごと持って帰りたかったです!(笑)

コッツウォルズの観光を終えて

そうして夜までコッツウォルズの観光をした後、宿泊のため電車で近くのオックスフォードに移動しようとしたら、1時間に一本しかない電車がなぜかキャンセルになり、2時間も待つ羽目に!!
なぜ突然キャンセルになるのか(泣)海外で生活しているとよくあることなので慣れましたが、慣れたといってもやっぱり困ります…

まぁでも、駅で待っているのも時間が勿体無いので、本当は晩御飯はオックスフォードで食べる予定でしたが、駅の近くのレストランで済ませました。
コッツウォルズのイギリス料理
ポテトグラタンの中にサーモンや白身魚が入ったイギリスらしい料理。なかなか美味しかったです。

おわりに

日本人には人気のコッツウォルズですが、イギリス人の知人には「なんで日本人そんなにコッツウォルズ好きなの?」と聞かれたくらい、日本人以外の人にはそれほど人気ではないようです…(笑)

わたしはバイブリーとハフキンスは行ってよかったと思います!特に自然が多い場所が好きな人や、風景写真を撮るのが好きな人なら楽しめると思います。
今回行ったのは、北部の方で、南部にもいろいろ見どころがあるようなので、時間があれば行ってみたかったです。

続きのオックスフォード旅行記はこちら。